【目次】
■ポスターを傷つけずに貼る方法

画鋲やセロハンテープを使ってポスターを貼ると、壁やポスターに穴があいたり、剥がす際に破れたりすることがあります。ポスターを傷つけたり、壁に跡を残したりしたくない場合は、画鋲やセロハンテープを使って飾るのは避けるのがおすすめです。
では、ポスターを傷つけないで飾るにはどうすれば良いのでしょうか。店舗だけでなく、自宅のお部屋にバンドや芸能人、アニメキャラなどのポスターを貼る際にも活用できる方法をいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
・マスキングテープを活用する
ポスターが破ける恐れを減らしたり、壁に粘着跡を残したりしたくない場合は、粘着力が低いマスキングテープを活用するのがおすすめです。
【マスキングテープを使った飾り方】

1.ポスターの裏側の四隅にマスキングテープを貼り、その上から両面テープを貼る
2.両面テープの上に接着面を壁側に向けたマスキングテープを貼り付け、壁に飾る
この方法なら、テープが裏面に隠れるため、ポスター全面をしっかり見せることができます。剥がす際に接着跡が残りにくく、簡単に剥がしやすいのもメリットです。
また、マスキングテープではなく、何度も貼ったり剥がしたりできる、ソフト粘着剤を活用するのも良いでしょう。
ただし、粘着力が弱いため、長期間貼りっぱなしにしているとポスターが剥がれてしまうことも考えられます。ポスターが剥がれないか不安な場合は、定期的にテープを取り換えるようにしましょう。
・画鋲とクリップを使う
壁に穴をあけられる場合は、画鋲とクリップを活用する方法が簡単で便利です。この方法なら、テープが貼り付いてポスターが破けたり、壁に粘着跡が残ったりするのを防げます。
【画鋲とクリップを使った飾り方】

1.画鋲を使って、クリップを壁に固定する
2.クリップにポスターを差し込む
ただし、クリップで挟んだ部分に跡ができる恐れがある点に注意が必要です。
・磁石で挟み込む
画鋲とクリップではなく、磁石を使ってポスターを貼る方法もあります。
【磁石で挟み込む飾り方】

1.ポスターの四隅の位置に合わせて壁に画鋲を刺しておくか、クリップをマスキングテープで貼っておく
2.画鋲やクリップの位置にポスターを置き、上から四隅に磁石をくっつける
ポスターが傷つかず、交換や取り外しも磁石を外すだけで済むため、頻繁にポスターを交換したいシーンにおすすめです。ポスターが落ちてしまわないように、強力な磁石を用意しておきましょう。
ただし、四隅の一部が隠れてしまう点はデメリットといえます。
ポスターパネルを活用する
画鋲やテープを使う方法は、壁に跡が残ったり、ポスターが傷ついたりする恐れが捨てきれません。サイズが大きく重量のあるポスターだと、重みで剥がれてしまったり、ポスターがたわんだりすることもあるでしょう。
ポスターを長期間きれいに使い続けたい、サイズの大きなポスターを飾りたいという場合は、ポスターパネルを活用するのがおすすめです。ポスターパネルとは、名前の通りポスターを入れて掲示できる額縁のようなアイテムのことです。ポスターフレームと呼ばれることもあります。
ポスターや壁を傷つけずにきれいに飾りたい場合は、ポスターパネルを用意してみてはいかがでしょうか。。
■ポスターパネルの飾り方

ポスターパネルは床や卓上に置いて使えるものから、壁に掛けられるタイプまで、設置方法の異なるさまざまな商品が展開されています。壁に掛けられる吊り型のポスターパネルの場合、飾る際に壁に傷がつく恐れがあります。
賃貸オフィスなどで壁をできるだけ傷つけたくない場合は、飾り方を工夫するようにしましょう。
たとえば、軽いポスターパネルなら、壁に取りつけた粘着フックに紐を引っかけて飾れば、壁に穴をあける必要がありません。紐を使って、天井から吊るすように飾るのもおしゃれです。壁に直接掛けるのではなく、ペグボードに取りつける方法もあります。
屋外にポスターパネルを設置する場合は、しっかり固定できるかどうかの確認が重要です。確実に固定できないと、風に煽られて倒れてしまう可能性があります。
■ポスターの効果を高める飾り方のコツ

ポスターは、飾る場所や方法によって効果が大きく変わってしまいます。ポスターを飾る際は、壁やポスターを傷つけないかどうかだけでなく、どこにどのように飾るか考えることも重要です。
ポスターを貼る効果を高めるために意識したい、飾り方のコツをご紹介します。
・人の集まる場所に貼る
セール情報やイベントなどを記載した広告や集客が目的のポスターは、人の目に触れなければ効果を発揮しません。人が集まりやすい場所に貼ることが大切です。
店舗の場合は、人が足を止めやすい出入り口やレジ近くにあると、効果が高まるでしょう。駅構内などに貼って不特定多数の人にアピールする、来店者の客層がわかりやすいカフェに掲示してもらうといった方法も有効です。
・高さを工夫する
ポスターを貼る高さも工夫する必要があります。店舗内などの狭い空間では、目線の位置よりもやや高めか低めにポスターがくるように貼るのがコツです。人の目線と同じ高さにポスターがあると、主張が強くなり不快感を与えてしまう恐れがあります。
一方で、道路沿いなど、人が移動中に目にする箇所にポスターを設置する場合は、目線より少し低めの位置に飾るのがおすすめです。移動中の人の目に入りやすくなり、効果が高まる可能性があります。
・何枚もたくさん貼る
ポスターのデザインや設置場所、高さなどが良くても、1枚貼るだけでは効果が期待できません。いろいろな場所にたくさん貼るようにしましょう。
たくさんのポスターを貼ることで「人気商品なのかな」と思わせる効果も期待できます。
また、同じ場所に複数枚貼りつけることで、インパクトを残すことも可能です。ただし、壁一面に同じポスターを貼りつけるなど、極端な方法は逆効果になる恐れがあります。