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取り換え前に確認しよう!LED電球の選び方と正しい捨て方

LED電球

オフィスや店舗などで使うことが多いLED電球。空間を明るく照らしてくれるので、業務効率の向上や店舗演出において欠かせないアイテムとなっています。しかし、一口にLED電球といっても形状やサイズの異なるたくさんの種類があり、それぞれ特徴も異なります。居心地が良く集中できるような空間作りを行うためには、用途や空間の雰囲気に適したものを選ぶことが大切です。

そこで今回は、LED電球の種類や選び方、正しい捨て方など、電球を取り換える前に知っておきたい基礎知識をご紹介します。

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【目次】

■たくさんあるLED電球の形状

LED電球

LED電球の「LED」とは、発光ダイオード(Light Emitting Diode)のことを指します。以前主流だった白熱電球に比べて、LED電球は消費電力が小さく長寿命なのが特徴です。

形状の異なるさまざまなタイプが使われているので、空間の雰囲気や使用する目的、設置する器具等に応じて、適したものを選ぶようにしましょう。
一般的なLED電球の形状としては、以下のものが挙げられます。

【代表的なLED電球の形状】
一般電球形・小型電球形・ボール形・レフランプ形・ビームランプ形・クリプトン形・シャンデリア形

他にも、細長い蛍光灯形状の商品や、常夜灯で使われるナツメ型電球といった種類もあります。

■LED電球の選び方

口金

LED電球は、形状以外にもサイズや明るさなどが商品によって異なります。場合によっては照明器具に取り付けられないこともあるので、購入前にいくつかのポイントを確認しておくことが重要です。
LED電球の選び方のポイントをご紹介します。

・口金のサイズを確認する

口金(くちがね)とは、照明器具のソケットに取り付けるための金属部分のことです。複数のサイズがあり、サイズが異なると電球を取り付けられないので、適したサイズのものを選ぶ必要があります。

一般的に、家庭などで広く使用されている口金のサイズは、E26(直径26mm)やE17(直径17mm)と表記されているものです。一般電球形やボール電球はE26、小型電球の場合はE17に対応しています。
さらに小さなE12やE11といったサイズのLED電球も販売されています。

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・光の広がり方

光がどの方向に照射されていて、どのように広がるかの確認も重要です。LED電球の光の広がり方は、全方向に光が広がるタイプと、下方向に光が広がるタイプに大きく分けられます。

明かりの広がり方によって適した照明器具が異なるので、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

【全方向が明るいタイプ】
白熱電球に近い光の広がり方をするタイプで、空間全体を明るく照らすことができます。ペンダントライトやスタンド、ブラケット、シャンデリアといった照明器具に使用するのがおすすめです。

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【下方向が明るいタイプ】
光が下向きに広がるタイプで、手元や足元を照らしたい場所での使用に適しています。シーリングライトやダウンライト、スポットライトに取り付けるのがおすすめです。

・光の色は4種類

LED電球は、光の色の種類も重要です。色は大きく、電球色・温白色・昼白色・昼光色の4種類に分けられます。

【電球色】
白熱電球に似た温かみがある、オレンジ色に近い光です。落ち着いた雰囲気に仕上がるので、飲食店・高級紳士服店・高級服飾雑貨店などに適しています。

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【温白色】
温かみと明るさを感じられる白っぽい色です。自然で柔らかい雰囲気に仕上げたい場所に向いているので、衣料品店・雑貨店・その他幅広いお店に適しています。

【昼白色】
太陽の明るさに近い自然な光色が特徴です。多くの部屋に合わせやすく使う場所を選びませんが、キッチンや洗面台、リビングなどにおすすめです。また、店舗では衣料品店・雑貨店・その他幅広いお店に適しています。

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【昼光色】
青白い色味になり、文字をはっきりと見やすいのが特徴です。オフィスや作業スペース、店舗では化粧品売場・電化製品売場などでの使用に適しています。

昼光色タイプはこちら

・LED電球の明るさを確認する

色味だけでなく、明るさも確認しておきましょう。LED電球の明るさは、ルーメン(lm)という単位が用いられます。ルーメンは光源から出ている光の量(全光束)を表し、数字が大きいほど明るさが増します。
メーカーによって多少の差はありますが、80ルーメン以上で60ワット(W)の一般白熱電球に相当する明るさを得られます。白熱電球からLED電球に取り換える場合は、商品パッケージに「60W形相当」などと記載されている数字を参考にしましょう。

必要な明るさがわからない場合は、空間の大きさから必要な明るさを考えることも可能です。目的などにもよりますが、1畳辺りで必要な明るさは約40Wほどとされています。どれくらいの光量が必要なのか迷った場合は、上記の数字を目安にしてみてください。

・使用場所に適した電球を用意しよう

LED電球を選ぶ際は、使用する場所や器具の確認も必要です。例えば、ダウンライトの上部に断熱版が敷き詰めてあると、熱の逃げ場がなくなります。器具内の温度が上がって発光効率が低下する恐れがあるので、「断熱材施工器具対応」などと記載されているLED電球を使用する必要があります。
光の方向とソケットの向きによっては、明かりがしっかりと広がらずに暗さを感じる可能性もあるでしょう。

また、LED電球は一般白熱電球よりもサイズが大きく、重たい傾向にあります。大きさによっては照明器具内に収まりきらない、取り付けられないといったこともあるので、事前に電球のサイズや重量を確認しておくことも大切です。

■電球を使ったライティングのポイント

ライティング

LED電球を使ったライティングで空間演出を行う際は、いくつかポイントを押さえておくとおしゃれに見せやすくなります。
例えば、空間に広がりを持たせたい場合は、壁面やコーナーなど、人の視線の先を照らすようにするのがコツです。壁を照らすことで、明るさもしっかりと確保できます。

他にも、足元だけ照らしてみる、間接照明を取り入れるなど、どのような雰囲気の空間を作りたいかに応じて光の位置や量を考えると、おしゃれに仕上げやすくなるでしょう。

■電球の正しい捨て方

電球交換

LED電球を交換した際に悩みがちなのが、どのように捨てれば良いのかです。自治体によって具体的な捨て方は異なりますが、基本的には「燃えないゴミ(不燃ゴミ)」として収集している自治体が多いようです。ただし、燃えるゴミや資源ゴミとして出したり、専用の回収ボックスを設置したりしている場合もあるので、詳細は自治体のホームページなどを確認しましょう。

電球はガラスでできているため、運搬中などに割れてしまい、作業員が怪我をする恐れもあります。箱や新聞紙で包んでおく、「ワレモノ」「危険」などと表記しておく、他のゴミと袋を分けるといった対策を行うことも大切です。

また、水銀が使われている電球型蛍光管は、そのまま捨てると健康被害や環境汚染につながる可能性があるため注意が必要です。「有害ゴミ」として指定の袋に入れる、「蛍光灯キケン」などと表記して中身がわかるようにするなど、自治体のルールを必ず守るようにしてください。

■電球を活用すればよりおしゃれな空間に

電球を取り付ける照明器具だけでなく、電球そのものの形状や光の強さ、色などにもこだわれば、空間がよりおしゃれに仕上がります。
電球はガラスでできているため、衝撃で割れてしまうことがあるアイテムです。古い電球を新しいものと交換する際は捨て方にも注意が必要です。LED電球は問題ありませんが、蛍光ランプや蛍光灯には水銀が使用されていて、環境汚染につながる恐れがあります。ガラスの破損に注意して、必ず自治体の回収ルールを確認してから廃棄しましょう。

今回ご紹介したポイントを参考に、空間のイメージにピッタリなLED電球を探してみてはいかがでしょうか。

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