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コの字ラックの活用法4選! 店舗ディスプレイのコツをご紹介

コの字ラックに陳列された商品

商品 を魅力的に見せて売り上げを伸ばすには、陳列の仕方が重要です。商品陳列にはさまざまな手法がありますが、商品を魅力的に見せたい場合は、コの字ラックを活用するのがおすすめです。
しかし、具体的にどのようにコの字ラックを活用すれば良いのか、イメージが湧きにくいかもしれません。
ここでは、コの字ラックの魅力や選び方、店舗におけるおすすめの活用術などをご紹介します。

【目次】

■コの字ラックとは?

コの字ラックにディスプレイされたプレゼント向け商品

商 品陳列でも広く活用されているコの字ラックですが、具体的にどのようなアイテムなのでしょうか。魅力や、コの字ラックで作ることができる基本のディスプレイ方法をご紹介します。

コの字ラックの魅力

コの字ラックとは、名前のとおりカタカナの「コ」のような形をしたラックのことです。ラックの上部と下部にアイテムを設置できるので、スペースを有効活用できます。
商品に高さを出したり、立体感を生んだりして、ディスプレイにリズムを出せます。
また、店頭や商品棚の中、エンドディスプレイなど、幅広い場所で活用できる点も、コの字ラックの魅力です。

コの字ラックを使ってできるディスプレイ

陳列棚や平台にただ商品を整然と並べるだけでは、効果的なディスプレイにはなりません。商品に動きが生まれず、地味な印象を与えてしまうことも考えられます。

一方で、コの字ラックを活用すれば、店舗ディスプレイの基本となる三角形(トライアングル)、左右対称(シンメトリー)、リピートという3つの構成を生み出すことが可能です。
商品をより魅力的に見せることで、売り上げアップを目指せます。
それぞれのディスプレイ方法の概要は、以下のとおりです。

【三角形(トライアングル)】
商品や小物、POPなどを三角形になるように並べる手法です。見た目全体でバランスを取れるので、安定感やボリューム感を生むことができます。
形やサイズの異なるアイテムを組み合わせたディスプレイで広く使われています。

【左右対称(シンメトリー)】
安定感があり落ち着いたイメージを表現できる手法です。主に、さまざまなサイズや形状の商品が販売されているインテリア雑貨や、アクセサリーなどの小物商品で使われます。
形やサイズの異なるアイテムを組み合わせたディスプレイで広く使われています。

左右対称とは逆に、左右非対称(アシンメトリー)に配置してバランスをあえて崩し、強弱をつける場合もあります。

【リピート】
1つのパターンを繰り返すことで、リズム感や連動性を生む手法です。商品のデザインやカラーを強調する効果があります。

■コの字ラックの選び方

コの字ラックに陳列されたアクセサリー

コの字ラックは、サイズや素材の異なるさまざまな商品があります。使用する場所や置きたいアイテム、雰囲気などに応じて、適切なコの字ラックを選ぶことが大切です。
ここでは、コの字ラックの選び方のポイントをご紹介します。

サイズで選ぶ

設置したい場所や置きたいアイテムに合わせて、コの字ラックのサイズを決めることが大切です。サイズが合わないと、ラックを設置できない、アイテムを置けないといったトラブルにつながる可能性があります。

無理に使うと全体のバランスが崩れて見えるため、適切なサイズのコの字ラックを用意しましょう。事前に、コの字ラックを設置したい場所の広さや、置きたいアイテムのサイズを測っておくことをおすすめします。

素材もポイント

コの字ラックに使われている素材も、選び方のポイントです。主な素材としては、木材やアクリル、スチールなどが挙げられます。

【木製】
木製のコの字ラックは、温かみのあるナチュラルな雰囲気が魅力です。シンプルなデザインのものなら、設置する場所も選びません。

【アクリル製】
比較的軽量で、安価な点が魅力です。コの字ラックをたくさん使用して、売り場全体の空間に動きを出すことができます。

【スチール製】
スチール製のコの字ラックは、耐荷重に優れているものが多いです。見た目がしっかりしているので、高級感を演出できます。

陳列の2段目など、目立ちにくい部分には安価なアクリル製を使用する、目を引く部分には存在感のある木製やスチール製を使用するなど、場所に応じて使い分けると、おしゃれなディスプレイにつながります。

■コの字ラックのおすすめ活用術4選

プレゼント包装されたチョコレート

コの字ラックは、さまざまな方法で商品陳列に活用できます。しかし、具体的にどのように使えば良いのかお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
店舗におけるコの字ラックの、おすすめ活用術の一例をご紹介します。

ディスプレイに高さを出す

コの字ラックとラッピングされた雑貨

商品を陳列棚にそのまま置いたり、コの字ラックに置いたりして、ディスプレイに高さを出すことで、見た目のバランスを取ることができます。
見た目に安定感やボリューム感が生まれるので、顧客の目に留まりやすくなるでしょう。商品同士が重ならないように、高低差の異なる台を利用して動きを作るのがポイントです。

また、透明なコの字ラックを活用するのもおすすめです。台が透けて見えるので、商品に浮遊感が生まれます。

重ねて置いて立体感を生む

コの字ラックを重ねて置いたり、棚の奥側に配置したりして、立体感やボリューム感を生むのもおすすめです。コの字ラックを重ねて階段状にすれば、商品を立てかけて設置することもできます。

また、奥行きがある陳列棚を使用している場合は、棚の奥側にコの字ラックを配置するのも良いでしょう。奥側の商品はコの字ラックの上に置き、手前側は陳列棚にそのまま載せることで、前から見た時に立体感を生むことができます。
棚がスカスカに見えるのを防ぐ効果が期待できるため、商品数が少ないシーンにも最適です。

コの字ラックを入れ子状にする

ラッピングされた文房具

サイズの異なるコの字ラックを入れ子状に配置して、そこに商品を陳列するのもおしゃれです。コの字ラックを本立てのように活用できます。
陳列がコンパクトになり、見た目にボリューム感を出せる点がメリットです。

陳列棚のスペースが限られていたり、商品数が少なかったりする際に、試してみてはいかがでしょうか。

コの字ラックの素材・色で印象を変える

コの字ラックにディスプレイされたアパレル商品

色や素材の異なるコの字ラックを、使い分けるのもおすすめです。色や素材によって雰囲気が大きく異なるため、商品に合わせたディスプレイを行いやすくなります。

例えば、木目調のコの字ラックを活用すれば、温かみを演出できます。自然なイメージを持たせたい商品を陳列する際に活用すれば、イメージを高めることができるでしょう。
ブラウンカラーのコの字ラックを使って、落ち着いた雰囲気を演出することも可能です。

また、高級感のあるアイテムをディスプレイしたい場合は、重厚なイメージを備えているスチール製のコの字ラックが適しています。
コの字ラックを店舗作りに活用する際は、陳列したい商品や目指したい雰囲気などを踏まえることを心がけてみてください。

■コの字ラックで商品陳列を魅力的に

コの字ラックは、シンプルな見た目ながら幅広い使い方ができるアイテムです。コの字ラックを活用して商品を立体的に陳列すれば、見た目にボリューム感を出したり、売り場に動きを出したりできます。

商品をただ平台に並べるだけよりも、商品を顧客に訴求することが可能です。商品や店舗の雰囲気に合わせて、色や素材の異なるコの字ラックを使い分けるのも良いでしょう。

店舗の売り上げを伸ばすポイントは、商品を魅力的に見せることです。コの字ラックを活用して、商品の魅力を伝えられる陳列を目指しましょう。

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