【目次】
■透明袋を使ってラッピングするメリット

ラッピングに使えるアイテムは、透明袋以外にも多くの種類があります。透明袋を使ったラッピングには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
袋の中身が見える
透明袋は、見た目が透明なので、袋を開封することなく中身を確認できます。ハンドメイドのアクセサリーや手作りのお菓子などは、あえて中身を見せてラッピングすることで、魅力を伝えやすくなるでしょう。
また、透明袋に包むことで水やゴミが品物に直接触れる恐れがなくなります。汚れや傷つきを防ぐことができるので、そのまま店頭に並べるよりも衛生的です。
アレンジの自由度が高い
さまざまなアイテムと合わせやすくアレンジの自由度が高い点も、透明袋のメリットです。リボンやマスキングテープといったアイテムで装飾したり、袋にメッセージを書いたりと、アレンジを加えるだけで、よりおしゃれに品物を包むことができます。
コストパフォーマンスが良い
透明袋は、コストパフォーマンスに優れている点も魅力のひとつです。特に、「OPP袋」と呼ばれるタイプは紙袋よりも価格が安いうえに、状態によっては再利用できます。
■透明袋の種類

透明袋と一口にいっても、ポリ袋やビニール袋、ナイロン袋など、原材料の異なるさまざまな種類が使われています。形状やデザイン、大きさなども種類によって異なり、中には柄がデザインされている透明袋もあります。
一般的に、品物の梱包やラッピングでよく使われるのは、ポリプロピレン樹脂(PP)を原材料に作られるOPP袋です。OPPは「Oriented Polypropylene(二軸延伸ポリプロピレン)」の略で、耐水性や透明度が高く、引っ張りに対する強度が高いのが特徴です。
品物のラッピングをはじめ、DM(ダイレクトメール)のフィルム封筒やアメニティの包装などにも使われています。
■透明袋を使ったアレンジラッピング例

透明袋は少し工夫を加えるだけで、印象を大きく変えることができます。品物をより魅力的に見せる、透明袋を使ったアレンジラッピングの例をご紹介します。
柄入りの透明袋を使ってラッピングする

柄の入った透明袋を使えば、中身の品物をかわいく演出できます。例えば、雪だるまのイラストが入っている透明袋でお菓子をラッピングすれば、クリスマスらしい雰囲気の品物に仕上がります。
他にも、カーネーションの柄が入っていて、母の日にぴったりのものや、ハロウィンらしいオバケ柄のものなど、イベント系のラッピングは選択肢が多いです。
季節に合わせて柄入りの透明袋を用意すると、簡単にイベントの雰囲気を演出できます。
ギフトタグをワンポイントに

透明袋を留める時に、メッセージやイラストが印刷されたタグを付けてみるのもおすすめです。タグのデザイン次第で、面白くしたり、上品さを出したり、さまざまな雰囲気に仕上げられます。
タグのデザインや記載するメッセージを変えるだけで、幅広いシーンに使えるアレンジ方法です。
リボン・ワイヤータイで口を留める

ギフトラッピングの際に、リボンやワイヤータイで透明袋の口を留める方法もおすすめです。シンプルな透明袋に品物を入れた場合も、口を留めるアイテムにリボンやワイヤータイを使うことで、華やかさやおしゃれな雰囲気を演出できます。
また、口の留め方や使うアイテムによって、雰囲気を大きく変えられるので、シーンに応じて使い分けてみてはいかがでしょうか。
例えば、リボンを口の両サイドで留めると華やかさを演出しやすく、麻紐で透明袋を結ぶとナチュラルな雰囲気に仕上がります。
シールやマスキングテープを貼る

透明袋に、シールやマスキングテープを貼ったアレンジもおしゃれです。透明袋の口を留める以外に、ラッピングのワンポイントにしたり、メッセージを伝えたりする用途でも使えます。
シールやマスキングテープは安価な品物が多く、手軽にアレンジしやすい点も魅力です。
トレーや紙コップを使う

ギフトセットのラッピングには、透明袋×ギフトトレーの組み合わせがおすすめです。中の商品を見せつつ、ギフトとしてのまとまり感ときっちり感を両立させてくれます。
また、キャンディーやチョコレートなど、サイズが小さめのお菓子を透明袋に詰める時は、紙コップを活用してみてはいかがでしょうか。そのままではまとまりがない小物類も、紙コップに入れてから透明袋で包むと、おしゃれで統一感のあるラッピングに仕上がります。
包装紙やクラフト紙と合わせる
包装紙やクラフト紙は透明袋との相性が良いです。カットした包装紙を品物と一緒に透明袋に入れたり、透明袋を長方形に切って巻きつけたりするだけも、華やかさを演出できます。包装紙を使って花束のように透明袋を包むなど、幅広いアレンジラッピングを行えるのも魅力です。
上手に包むのが難しい場合は、カットした包装紙を品物と一緒に包む方法を試してみてください。特別な技術は要らないため、誰でもチャレンジすることができます。
また、適度に強度のあるクラフト紙を使ったペーパーヘッダーで、透明袋の口を留めるのもおすすめです。
透明袋以外にもあるラッピングにおすすめの素材

【不織布袋】
不織布とは、糸を織らないで作った布のことです。エコバックやマスク、洋服を包む袋といった用途で使われています。
ほこりを防ぎながら空気は通す、柔らかくシワが目立ちにくいなどのメリットがあるので、ぬいぐるみやおもちゃを入れる用途にも最適です。
【紙袋(クラフトバッグ)】
形状の種類が広く、比較的安価なので、多くの場面で使われています。材質によって見た目や質感、耐久性も変わるので、用途に適した種類を選ぶことが大切です。
【包装紙】
包装紙は、デザインの幅が広く、渡す相手や中身などに合わせて選びやすいのが魅力です。自分で品物を包む必要がありますが、基本の包み方を覚えておけば、幅広いシーンに対応できます。
包装紙を使った基本の包み方や、リボンのかけ方などは、以下の記事で紹介しているので、併せてご確認ください。