【目次】
■春のディスプレイ術
春の訪れを感じさせる花々で、お客様に明るく華やかな印象を与え、新しい季節の始まりを演出しましょう。
桜やミモザ、チューリップを使ったディスプレイアイデア
<桜>
満開に咲き誇る桜は、春の訪れを象徴する代表的な花です。
一枝をシンプルに生けるだけでも存在感があり、店内に華やかさをプラスします。
桜の枝をアーチ状に飾り付ければ、お客様をお迎えする特別な空間を演出できます。
テーブル席には、桜の切り枝を小さな花瓶に生けて、可愛らしいアクセントとして添えましょう。
<ミモザ>
黄色い小さな花が丸く集まったミモザは、春の陽光を思わせる明るい雰囲気を持つ花です。
ボリュームのあるミモザを籠やバスケットに生ければ、春の賑やかさを演出できます。
天井から吊下げて飾れば、空間を華やかに彩り、立体感のあるディスプレイになります。
ドライフラワーにしても長く楽しめるので、リースやスワッグにして飾り付けるのもおすすめです。
<チューリップ>
色とりどりの花を咲かせるチューリップは、店内に春の華やかさと可愛らしさを添えてくれます。
一輪挿しに生けてシンプルに飾ったり、複数本を束ねて花瓶に生けたりと、飾り方のバリエーションも豊富です。
背の低いグラスやカップに生けてテーブルに飾れば、お客様との距離が近く、親しみやすい印象を与えます。
球根が見えるようにガラスの花瓶に生けるのもおすすめです。
春のテーブルセッティング
明るい色のテーブルクロスやランチョンマットを使用し、春の雰囲気を高めましょう。
桜やミモザの造花をナプキンリングにしたり、テーブルに散りばめたりすることで、華やかさをプラスできます。
ガラスの器に桜の花びらを浮かべたり、ミモザの小さな花を散らしたりするのもおすすめです。
■夏のディスプレイ術
夏の暑さを忘れさせてくれるような、涼しげで爽やかな空間を演出しましょう。
ひまわりやアジサイ・朝顔を使ったディスプレイアイデア
<ひまわり>
太陽に向かって力強く咲くひまわりは、夏の暑さを吹き飛ばすような、明るく元気なイメージの花です。
背の高いひまわりは、店内にインパクトを与え、お客様の目を引くシンボルになります。
複数本をまとめて飾り、ダイナミックなディスプレイを作りましょう。
黄色と相性の良い青や白のアイテムと組み合わせると、より夏らしい爽やかさを演出できます。
<紫陽花(あじさい)>
青や紫、ピンクなど、色とりどりの花を咲かせる紫陽花は、梅雨の時期から夏にかけて長く楽しめる花です。
丸くこんもりと咲いた紫陽花は、ボリューム感があり、店内に華やかさをプラスします。
大小さまざまなサイズの紫陽花を組み合わせると、リズム感のあるディスプレイになります。
ドライフラワーにして、落ち着いた色合いのアンティーク調の花瓶に飾るのもおすすめです。
<朝顔>
朝顔は、朝に花を咲かせ、昼にはしぼんでしまう儚さから、夏の風情を感じさせてくれます。鉢植えで涼やかな空間を演出し、お客様に夏の訪れを感じてもらいましょう。
朝顔のつるを活かして、格子状のフェンスなどに絡ませると、涼しげで風情のある空間になります。
青や紫色の朝顔は、夏の暑さを和らげる効果も期待できます。
夏のテーブルセッティング
涼しげな青や白のテーブルクロスを使用したり、貝殻や流木などのマリンテイストのアイテムを飾ったりすることで、夏の雰囲気を演出しましょう。
ガラスの器に、水を張って青い花びらを浮かべたり、レモンやハーブを浮かべたりするのもおすすめです。
ひまわりや朝顔の造花を添えたり、テーブルクロスに貝殻やヒトデのモチーフを取り入れたりすることで、夏らしさをプラスできます。
■秋のディスプレイ術
実りの秋、食欲の秋にぴったりな、温かみのある落ち着いた空間を演出しましょう。
コスモスやパンパスグラスを使ったディスプレイアイデア
<コスモス>
秋風に揺れる姿が可憐なコスモスは、秋の訪れを感じさせる代表的な花です。
ピンクや白、赤など、様々な色のコスモスを混ぜて飾ると、華やかで優しい雰囲気になります。
背の高い花瓶に生けたり、天井から吊るしたりすることで、空間に広がりを持たせることができます。
カフェやレストランの入り口付近に飾れば、お客様を温かく迎え入れることができます。
<パンパスグラス>
ふわふわとした穂が特徴的なパンパスグラスは、秋の風景に馴染み、温かさと高級感を兼ね備えています。
背の高いパンパスグラスは、存在感があり、空間のアクセントになります。
シンプルな花瓶に生けても、十分に存在感を発揮します。
他の秋色の花や植物と組み合わせることで、より一層秋の深まりを感じさせることができます。
ドライフラワーにして長く楽しむこともおすすめです。
秋の花を使ったテーブルセッティング
温かみのあるアースカラーのテーブルクロスや、紅葉をイメージした赤やオレンジのテーブルクロスを使用しましょう。
木の実や松ぼっくりをテーブルに散りばめたり、ランチョンマットの下に紅葉の造花を敷いたりすることで、秋らしさを演出できます。
コスモスを小さな花瓶に生けてテーブルに飾ったり、パンパスグラスを短くカットしてテーブルに添えたりするのもおすすめです。
■冬のディスプレイ術
寒さの中で凛と咲く花や、クリスマスの雰囲気を感じさせる華やかな花で、温かく華やかな空間を演出しましょう。
ポインセチアや椿を使ったディスプレイアイデア
<ポインセチア>
クリスマスシーズンを代表するポインセチアは、赤や白、ピンクなど、華やかな色が特徴です。
鉢植えのまま飾ったり、切り花にして花瓶に生けたりと、様々な飾り方を楽しめます。
クリスマスツリーやリースと組み合わせることで、クリスマスムードをより一層高めることができます。
赤やゴールドのアイテムと組み合わせることで、華やかで温かい雰囲気になります。
<椿>
寒さに負けずに赤や白の花を咲かせる椿は、冬の花の代表格です。
和の雰囲気を持つ椿は、シンプルながらも存在感があり、店内に上品さをプラスします。
一輪挿しに生けて飾ったり、複数本をまとめて生けたりと、飾り方のバリエーションも豊富です。
和風のカフェやレストランだけでなく、洋風のカフェやレストランにもよく合います。
冬の花を使ったテーブルセッティング
クリスマスカラーの赤や緑、ゴールドのテーブルクロスやランチョンマットを使用したり、雪の結晶のモチーフを取り入れたりすることで、冬の雰囲気を演出しましょう。
ポインセチアを小さな鉢植えでテーブルに飾ったり、椿の造花をナプキンリングにしたりすることで、華やかさをプラスできます。
松ぼっくりやシナモンスティックなどをガラスの器に入れたり、キャンドルを灯したりすることで、温かみを演出するのもおすすめです。
まとめ
カフェ・レストランのディスプレイに四季の花を取り入れることで、お客様に季節の変化を感じてもらい、特別な時間を過ごしてもらうことができます。
店舗用品通販「ストア・エキスプレス」では、各季節の造花飾りを多数販売しています。
今回ご紹介したアイデアを参考に、それぞれの季節に合った花で、カフェやレストランの空間をより魅力的に演出してみてください。